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読書日記

著者のことば 伊東潤さん 平和求める利休の姿

伊東潤さん=須藤唯哉撮影

 ■茶聖 伊東潤(いとう・じゅん)さん 幻冬舎・2090円

 戦国時代の歴史小説といえば、主人公に武将を据えるのが王道だが、本書は茶人である千利休の視点で物語が進む。「利休は武将たちとは違う価値観の中で生きていた。人間としてとても興味深く思った」。世の静ひつを求めて、茶の湯を武器にあえて権力に接近していく利休の姿を丁寧に描いた。

 利休は織田信長や豊臣秀吉に仕えたことで知られるが、元は堺の商人だった。戦が長く続くよりも、平和の方が経済には利潤をもたらす。しかし、くぐつ師となって天下人を操り、平和を希求した背景には、私利私欲を満たそうとする単なる商人にとどまらない人物像が浮かび上がる。

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