メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

トヨタとNTTの提携はなぜ「必然だった」のか 両社が直面する世界の挑戦と思惑

資本提携について記者会見し、握手を交わすトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とNTTの澤田純社長=東京都千代田区で2020年3月24日午後3時53分、長谷川直亮撮影

 トヨタ自動車とNTTは24日、双方がそれぞれ約2000億円を出資し、株式を持ち合う資本提携で合意したと発表した。両社がこれまで培ってきた技術を持ち寄り、あらゆるモノやサービスがインターネットでつながる最先端の街づくり「スマートシティー」構想を協力して推進する。次世代車や通信を巡っては業界の垣根を越えた提携が進んでいる。自動車と通信で日本を代表する企業が手を組むことで、国際競争力を高めたい考えだ。

 「車を含めた街全体、社会全体という大きな視野で考えることが必要だ。未来を創造するための投資になる」。東京都内で行った共同記者会見でトヨタの豊田章男社長は提携の意義をこう強調した。トヨタがNTT株の2.07%、NTTがトヨタ株の0.90%を取得。両社は2017年3月に情報通信技術の開発での連携を発表していたが、今回の提携で協業体制をさらに強化する方針だ。

 スマートシティーを巡ってはトヨタが今年1月、実証都市「ウーブン・シティ」を建設する構想を発表した。静岡県裾野市の工場跡地で21年から最先端の街づくりに着手し、社員ら2000人が住み込む計画で、自動運転やロボット、人工知能(AI)などの技術を検証する。信号機などインフラ設備と車の情報連携など公道では難しい実験を繰り返し、自動運転や無人運転バスの精度向上だけでなく、渋滞解消やエネルギー消費の効率化に…

この記事は有料記事です。

残り1956文字(全文2534文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 野党「予備費10兆円」を批判 共産・志位氏「国会軽視というより国会無視」

  2. 大阪のタワマン29階から男性転落死 警視庁が詐欺容疑で家宅捜索中

  3. 登下校中のマスク、文科省「暑い日はむしろ危険」 児童間距離確保に「傘」利用も

  4. 10万円を2196人に二重給付 大阪・寝屋川市、計2.1億円返還求める

  5. 顧客の預金着服した疑い 東邦銀行元行員を逮捕 総額2800万円か 栃木県警

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです