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光り輝く半人半魚、くちばしのような口…水木しげるも描いたアマビエ、現代によみがえる

水木しげる記念館入り口に展示された妖怪「アマビエ」のパネル=鳥取県境港市本町で2020年3月19日午後1時7分、小坂春乃撮影

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 世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの終息の見通しが立たない中、疫病流行を予言するといわれる“妖怪”に注目が集まっている。妖怪漫画の第一人者である故・水木しげるさんの作品を扱う「水木プロダクション」が、生前描いた妖怪の姿をツイッターで投稿。その後も漫画家やイラストレーターらが終息を願いソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に画像を投稿する動きが相次いでいる。

 妖怪の名は「アマビエ」。光り輝く半人半魚姿で、くちばしのような口を持つ。伝承では、江戸時代に今の熊本県沖に現れて「病気が流行するので、人々に私の姿を写した絵を見せるように」と疫病の発生を予言し海中に消えたとされる。水木プロは17日に「現代の疫病が消えますように」との言葉を添えて画像をアップした。

 その後もSNS上で、いずれも漫画家の羽海野(うみの)チカさんやおかざき真里さん、青木俊直さんらがそれぞれの作風で描いたアマビエを投稿。ファンから「感染防止のためにスマホの待ち受け(画像)にしたい」「違うウイルスも撲滅してくれそう」などとのコメントが次々寄せられている。

鳥取県境港市に近い島根県隠岐の島町には水木しげるさんの絵をモチーフにした「アマビエ」のブロンズ像が。水木さんは本名(武良)と同じ地区名があったことから生前「ルーツ」と言っていた=同町提供

 水木さんの出身地・鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」にもアマビエの展示に関する問い合わせが相次いでいる。以前から日本全国に伝わる妖怪をまとめたコーナーには掲示してあったが、目立たなかったため入り口近くにイラストのパネル掲示を始めた。

 岡山県倉敷市から来館した大学3年の女子学生(21)は「就活(就職活動)にも影響が出そうで不安。アマビエが効果を発揮してほしい」。庄司行男館長は「若い人だけではなく、年配の人からも反響があり驚いている。キラキラ輝く見た目が印象に残るからだろうか」と話している。【小坂春乃】

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