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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『国民食の履歴書』魚柄仁之助・著

◆『国民食の履歴書 カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』魚柄仁之助・著(青弓社/税別1800円)

 これまでにもこのコラムでは、食べもの飲みものにまつわる定説を一から検証する本、たとえば『新しい料理の教科書』や『お好み焼きの物語』などを紹介してきた。続々と、ではないまでも、このところぽつぽつと途切れずに、そういった探究本の刊行が続いている。『国民食の履歴書』もそのジャンルに属する一冊だ。サブタイトルにある、3種の調味料と2品の料理が、どのように日本に馴染(なじ)み、どんなイメージが形成されていったかについて「明治から昭和にかけて出版された料理本や生活雑誌、科学雑誌などに掲載されていた」レシピを集め、試作と試食を重ねつつ、掘り下げていく。

 中でも、肉じゃがの、「どこか懐かしいっていうか、おふくろの味的な」男性の好むおかずというイメージが形成されていったわけを解き明かす章は、読み応えがある。

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