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東日本大震災9年/5止 岩手めんこいテレビ記者・佐々木雄祐さん

岩手県陸前高田市の「高田松原津波復興祈念公園」を訪れた佐々木雄祐さん。奥に見えるのは東日本大震災の津波に耐えた「奇跡の一本松」=屋代尚則撮影

命守る教訓、メディアで発信

 「本当に過酷な経験をした被災者が、前例のない復興、街づくりに取り組んでいる。ずっと闘い続けている状況なのだと思います」

 東日本大震災で津波が襲い、1700人を超す死者・行方不明者が出た岩手県陸前高田市。フジテレビ系列のテレビ局「岩手めんこいテレビ」(盛岡市)記者の佐々木雄祐さん(43)は、今年になって陸前高田市を取材で訪れ、そうした思いを抱いたと話す。同市では震災後、中心市街地で大規模な土地のかさ上げが行われ、住宅や店舗も徐々に建ってきた。しかし、そのかさ上げ地の中で活用方法が今も決まっていないのは約65%、約35ヘクタール分に上る(昨年12月末現在)。今月のニュース番組では、今も更地が広がる陸前高田の現状について、詳しく報じた。

 同県花巻市の生まれだが、記者としてのキャリアの始まりは、岩手と違う地だった。2000年、仙台市に本社を置くTBS系列の東北放送に入社し、番組制作などを経て報道畑に。東日本大震災の津波で、学校管理下の児童と教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校を巡る取材に注力してきた。遺族らに取材を重ねて制作した13年放送のドキュメンタリー番組は、優れた放送番組などを表彰する「ギャラクシー賞」(放送…

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