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記者の目

大阪・明浄学院横領事件 悪意の人物、放置で食い物=松本紫帆(大阪社会部)

家宅捜索のため学校法人「明浄学院」に入る大阪地検の車両=大阪府熊取町で2019年10月29日午前9時53分、山本康介撮影

 学校法人「明浄学院」(大阪府熊取町)の資金21億円を着服したとして、元理事長の女や大手不動産会社の社長ら計6人が2019年12月、大阪地検特捜部に逮捕・起訴された。外部から参入した元理事長のグループが実権を握り、創立100年近い伝統校が乗っ取られた形だ。半年以上にわたって取材し、ワンマン運営が続けば学校の資産が簡単に私物化されるリスクを目の当たりにした。同様の不祥事は後を絶たない。学校法人の運営を担う理事らの強い自覚が必要だと感じている。

 一連の問題は同年7月、毎日新聞の報道で表面化した。理事長だった大橋美枝子被告(62)らが、法人の資金1億円を独断で投資に流用していたことが発覚。法人は報道後に記者会見を開き、1億円は仮想通貨(暗号資産)の購入に充てられ、ほぼ無価値になったと説明した。

 告発を受けた特捜部は同年12月、法人が運営する明浄学院高(大阪市)の土地売却を巡って手付金21億円を着服したとして、大橋被告や、東証1部上場の不動産会社「プレサンスコーポレーション」(同)の社長、山岸忍被告(57)=当時=ら計6人を業務上横領容疑で逮捕、起訴した。

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