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世界中がパンデミック(世界的大流行)と格闘している。主要株式市場はそろって急落した。一本調子に上昇してきた米国株式もいずれ調整局面を迎えるのでは、との見方は以前からあったが、ウイルスが引き金になった形だ。
確かに実体経済面の影響は甚大である。世界的に需要が落ち込む中、感染抑制に成功して人々の日常生活が元に戻るまで、各国企業は耐えねばならない。人々の日常が戻れば、株価も相応に戻るに違いない。
しかし、将来を見据えると、今回、新型コロナウイルスが世界の産業界に突き付けた課題も速やかに解決せねばならない。
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