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1999年から3期約12年にわたって県知事を務めた加戸守行氏(85)が21日、骨髄異形成症候群で死去し、関係者から業績や人柄をしのぶ声があがった。加戸氏の強い意向で通夜・葬儀は親族のみで執り行われたという。中村時広知事は24日の記者会見で、お別れの会などについて「ご遺族の意向を尊重して対応したい」とした。
加戸氏は、中国・大連で生まれ、八幡浜市で育った。東京大を卒業し、1957年旧文部省に入省。文化庁次長、体育局長などを務めた。官房長在任中の89年に起きたリクルート事件では同省の前事務次官逮捕を受け、「文部省の信頼を取り戻すけじめ」として辞職した。
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