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ロングバージョン
「お互いが利益を得る代替案を作り出すことが交渉を成功させる秘訣(ひけつ)だ」「相互の情報量の差が交渉力の違いにつながる」
1980年代にハーバード大学・ケネディスクールに留学していた時、ネゴシエーション(交渉)の授業で使われた副読本の一節だ。数年来、私が閣僚として担当した通商交渉を進める際に、こうした考え方が実際に役立ったと今、振り返っている。当時、ちらっと読み返してみたら、内容はだいたい忘れていなかった。
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