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花谷寿人論説委員

 昔、ハンセン病の施設に強制隔離された少女がいた。バレリーナになるのが夢だった。

 「らい菌」は感染力が弱い。70年以上前に有効な薬も開発され、治るようになった。

 なのに、らい予防法による隔離は1990年代まで続く。恐ろしい病気というイメージが社会に植え付けられ、消えなかったためだ。少女の夢は砕かれる。

 若者が将来への希望に胸を膨らませる春。当時中学生だったこの少女は、施設で行われた卒業式で答辞を述べ、こう締めくくる。

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