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人口13億人のインド、全土封鎖始まる 原則外出禁止、食料品店などは営業 新型コロナ

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モディ首相が全土封鎖を発表した直後に食料品店に殺到する市民=ニューデリーで2020年3月24日、松井聡撮影

 インドで25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための全土封鎖が始まった。期間は21日間。インドは13億の人口を抱えるが、25日までの感染者は606人、死亡は10人にとどまる。ただ大都市の一部の私立病院を除いて医療体制は脆弱(ぜいじゃく)だ。爆発的な感染拡大も懸念されており、政府の危機感は強い。

 この日の首都ニューデリー中心部は人通りはほとんどなく、警察が頻繁に検問を実施し取り締まりを強化していた。封鎖では原則的に外出が禁止される。ただ生活に欠かせない食料品店や銀行などの店舗は営業が認められ利用もできる。

発表直後は買い占め騒動も

新型コロナウイルス感染拡大防止のため全土封鎖が始まったインドで、外出者を取り締まる警官=ニューデリーで25日、ロイター

 モディ首相が24日夜に全土封鎖を発表すると、ニューデリー中心部では直後から商店に買い物客が殺到し、買い占めがおきた。翌日には商品の輸送の混乱もあり、商品が届かず店を開けない食料品店もあった。こうした中、日系企業の中には駐在員に帰国を指示する動きもある。

 インドは景気減速が顕著で、多くの企業が休止となる全土封鎖は更なる打撃だ。配達と持ち帰り以外の営業ができなくなった飲食店経営のラジーブさん(52)は「いつ倒産してもおかしくない状況だが、封鎖の必要性も分かる。今はただ耐えるしかない」と力なく話した。【ニューデリー松井聡】

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