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NY、時間との闘い 新型コロナ「震源地」 迫る医療崩壊の危機

新型コロナウイルスの検査を受けるために病院の外で列を作る人々=米ニューヨークで23日、ロイター

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国で26日朝、死者数が1046人に達した。感染者数は6万9197人。その半数近くを占める感染の「震源地」が東部ニューヨーク州だ。感染者数が3日ごとに倍増する中、人工呼吸器やベッド数の不足は深刻で、医療崩壊の危機が迫っている。

 「患者を隔離する集中治療室が足りない。呼吸困難を抱え、普通なら隔離すべき患者が廊下などにいる」。ニューヨーク市内の病院に勤務する医師は米メディアにそう訴えた。

 また州内の病院に勤務する別の医師は毎日新聞の取材に、ベッド数を確保するため緊急の手術以外は中止していることを明かした。さらに「市内では病院ごとに100人、200人単位で感染者が入院しており、人工呼吸器が必要な重症者の割合が高くなっている」と実情を語った。

 州内で初めて感染確認が発表されたのは3月1日。そこから3週間余りの25日現在で3万811人に達した。約10万人の検査数に対し陽性反応が出たのは25%以上で、他の地域の8%未満と比べて突出。世界中から観光客やビジネスマンが集まり、人口密度も圧倒的に高いことが背景にあるとみられる。

 ホワイトハウスのデボラ・バークス新型コロナウイルス対策調整官は「(ニューヨーク市圏では検査態勢が整う前から)数週間にわたってウイルスがまん…

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