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山口県下関市と北九州市を橋かトンネルで結ぶ下関北九州道路(下北道路)の建設計画を巡り、国土交通省は26日、「橋りょう案が妥当」とする調査結果をまとめた。災害時の対応やコスト、工期などから海底トンネルより橋の方が「現実的」と判断した。福岡市内で同日開かれた、同省や地元自治体でつくる計画検討会の会合で報告された。国交省は今後、環境影響評価などを経て国の事業採択を目指すことにしており、関門トンネルと関門橋に続く3本目の関門ルート計画が一歩前進することになった。
下北道路は1998年に全国6ルートの「海峡横断プロジェクト」の一つとして閣議決定された。国の財政悪化で08年に全計画が凍結されたが、国交省は17年度から下北道路に関する両市の調査の補助金を復活。19年度には国直轄の調査費約4000万円を予算計上し、同省と両市、山口、福岡両県でつくる「下関北九州道路計画検討会」を設置して調査を始めた。
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