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新・さわちゃんのティールーム

何のために勉強するのか=澤圭一郎

試験開始を待つ受験生ら=大阪府豊中市の大阪大で2019年2月25日午前8時46分、小松雄介撮影

 全校一斉休校が解除の見通しになり、新学期は4月上旬に迎えられそうな状況だ。ただ、大学は4月下旬以降の開講になるところもある。大型連休を授業に充てる学校も出てくるだろう。

 今春の入試は終了したが、この夏以降の入試(推薦やアドミッション・オフィス型)はどうなるか、気をもんでいる関係者が多いに違いない。来春の入試も通常通り実施できるのか、新型コロナウイルスの感染状況がどのようになるかが見通せない中、混沌(こんとん)とした時間が流れている。

 試験でいえば、コロナ禍で大きな影響を受けているのが就活だ。企業を集めた就活イベントは軒並み中止に追い込まれ、インターネットを通じた会社説明を実施する企業もある。さすがに今後、すべての面接をウェブで済ませる企業が多数になるとは思えないが、それでも従来の就活作法では通じない面も多かろう。様相が一変した。

 企業の業績悪化で、通常であればまさに4月から入社というタイミングで「内定取り消し」という状況も生まれている。泣くに泣けない惨事だ。企業は踏ん張って、学生を泣かせないようにしてほしい。

 入試にしても就活にしても、人生の大きな節目。それだけで人生が決まるわけではないが、思い描いたように動けなかったり、想定が大きく覆ったりするのはできれば避けたいところではある。

 ただ、長く生きていると「想定外の出来事」は結構起きる。瞬時に考えて対応したり、逆に熟慮しての反応を…

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澤圭一郎

1989年毎日新聞社入社。東京本社社会部記者として、東京都庁や文部科学省、国会などを担当。2010年から教育担当編集委員や教育担当デスクを務め、17年から教育担当論説委員、19年から毎日教育総合研究所代表取締役社長。

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