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シネマの週末・この1本

ハリエット 解放の英傑、神々しく

 19世紀に奴隷解放運動家として活躍したハリエット・タブマンの伝記映画。当時としては超高齢の93年の人生のうち、奴隷主の元から脱走し、解放運動のカリスマ的存在になるまでを中心に描いた。

 1840年代の米メリーランド州。農場主ブローダス家の奴隷ミンティ(シンシア・エリヴォ)は家族と過酷な労働に耐えながら暮らしていた。ミンティは夫との間に子を持つことを望んだが、奴隷の子の自由な身分を認めてくれないブローダス家に絶望。さらに自身が売りに出されると知ると、「家族と離れるくらいなら、死か自由かを選択する」として、単身命がけで、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州へ脱走を果たす。

 無慈悲な農場主からの脱走シーンは高い緊張感が保たれる。そして、州境を越えて歩んでいく大地のシーンは、尋常ではない覚悟で手にした自由への一歩として神々しくスクリーンに広がる。

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