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金言

問われる成熟度=西川恵

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 2月半ば、イタリアで新型コロナウイルスの感染が急拡大した時、他の欧州の国々は「イタリアの特殊事情」と見ていた。非効率な官僚組織、中央政府と地方政府の連携の悪さなど、ルーズなこの国に起因するものと捉えていた。

 他方、自分たちの国に感染が広がっても感染スピードを遅らせ、人権面からも市民生活に影響させない、と半ば自信を持っていた。

マクロン仏大統領は3月6日の金曜日の夜、夫婦で観劇を楽しんだ。「コロナ騒ぎでも生活スタイルを変える必要はない」とのメッセージだったと仏ルモンド紙は書いた。6日後、大統領はテレビ演説で、保育園から大学までの全面閉鎖を発表。矢継ぎ早にイベント中止、外出禁止、地方選挙の第2回投票の延期と打ち出していった。

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