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ツマキチョウ春告げる 民家で200匹のサナギが羽化 千葉・我孫子

ツマキチョウが親指に止まり笑顔の菅野みどりさん。後ろの出窓が公開する観察スペース=我孫子市で、25日撮影

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 自宅を「世界で一番小さな蝶ちょ園 あおむし君のおうち」と名付け、さまざまなチョウの成長を公開する主婦の菅野みどりさん(70)=我孫子市寿2=宅で、春の訪れを告げるツマキチョウの約200匹のサナギが次々と羽化し、10分ほどの間に縮れたハンカチのような可憐(かれん)な羽を徐々に大きく広げている。

 ツマキチョウはモンシロチョウの仲間。体長は20~30ミリで、羽の先端がオレンジ色、裏側が緑の編み目模様で葉っぱのよう。モンシロチョウは1年に4~5世代が羽化するが、ツマキチョウは、餌が主に菜の花などの種に限られるため、春に3週間~1カ月だけ見られ、1年のほとんどはサナギのままだ。

羽化したばかりのツマキチョウ。上部には、とげのような形をした細長いさなぎがある=我孫子市で、26日撮影

 菅野さん宅では2019年春、縦約80センチ、横約60センチ、奥行き約30センチの出窓スペースに自宅周りの花壇の植物から採集した卵を移し、幼虫(青虫)を経て同5月にはサナギ約200匹になった。越冬して今月21日に4匹が最初に羽化し、その後は連日数匹から十数匹ずつ羽化。10日~2週間の間にすべてが羽化する。

 子供のころからの虫好きが高じて21年前に出窓スペースでアゲハチョウの一生を観察できるようにしたのが始まりで、徐々にチョウの種類を増やし現在では約20種類のチョウを育て、花壇にはチョウが好む植物を栽培し自然と訪れる環境を整備する。

 菅野さんは「地球温暖化でチョウの数が減っている。ツマキチョウは幼虫の時は種に同化して見つけにくく、成虫の時はモンシロチョウと間違われる。この時期菜の花畑で見かけることができるので注意してみてほしい」と話す。【橋本利昭】

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