通学や仕事をしながら家族を介護する子ども「ヤングケアラー」の支援を含む埼玉県ケアラー支援条例が27日午前、県議会で可決・成立した。無償で身近な人の介護・看護・世話をするケアラーについて、介護、障害者支援、医療、教育、児童福祉の県関係機関が連携して支援。特に18歳未満のヤングケアラーは人格形成の重要な時期にあたるため、県内の学校などに実態の把握を求める。ヤングケアラーを支援する条例制定は全国で初めて。
条例は、ケアラーを社会全体で支える基本理念を明記。ヤングケアラーには教育の機会の確保や心身の健やかな成長、発達、自立が図られるよう支援を行う必要性を示した。
この記事は有料記事です。
残り356文字(全文637文字)
毎時01分更新
3月で東日本大震災の発生から10年になる。仙台市出身のお笑…
新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見えない中、今年…
新型コロナウイルスの急速な感染拡大で各地の病床が足りなくな…