糸魚川ヒスイ、県の石に 朱鷺や雪割草、錦鯉などに続け 5万人署名目標 来年5月選定目指す /新潟

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
会の発足を発表した会長に就任する中村県議(中央)ら=新潟県糸魚川市で
会の発足を発表した会長に就任する中村県議(中央)ら=新潟県糸魚川市で

 ヒスイを県のシンボルにしようと、「翡翠(ひすい)を新潟県の石にする会」が発足した。選定への第一歩となる県議会への請願を目指して5万人を目標に署名を集め、2021年5月の選定を目指している。都道府県が公式の石をシンボルに選んだ例はなく、選定されれば全国初となる。【浅見茂晴】

 糸魚川産のヒスイは質量ともに国内トップクラス。約7000年前の縄文時代から利用された歴史を持ち、歴史や文化、科学の観点から国際的な価値を有し、糸魚川市が08年に「市の石」に指定、16年には日本鉱物科学会が「国石」に選定した。一方で県内での認知度が十分に高いとは言えず、国石となったのは国内産のヒスイ全てが対象。糸魚川のヒスイに限ったわけではない。

 県のシンボルへの選定は、ヒスイの知名度を向上させ、研究や観光、産業への利活用を目指すことで、教育的、経済的な効果を上げる狙いがある。市などが16年、県に選定を求めたが、他のシンボルはいずれも行政ではなく民間主導で進んだ経緯があり、このときは断念。19年夏から糸魚川市内のNPO法人、まちづくりサポーターズなどが取り組み始めた。糸魚川商工会議所など民間団体も加わり、発起人会を設立、準備をしてきた。

この記事は有料記事です。

残り413文字(全文923文字)

あわせて読みたい

注目の特集