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経済観測

リーダーなき世界の疫病=東短リサーチ・チーフエコノミスト 加藤出

ホワイトハウスでの記者会見に臨むトランプ大統領=23日、ロイター

 モンゴル帝国は13世紀後半からの最盛期に現在の中国から東欧、黒海周辺に至る広大な地域を支配した。

 「全世界史」(出口治明著)によると、同帝国の中心的存在だった大元ウルスの皇帝クビライは、道路などの交通網を整備し、人々をユーラシア規模で自由に往来させた。同時に関税を撤廃して自由貿易を推進した。この「グローバル化」は帝国の経済を繁栄させたが、やがて悲劇ももたらした。

 人間と一緒に病原体も移動したからである。14世紀前半に中央アジアで発生したペストは、大元ウルスおよび帝国全体を衰退させた。感染の猛威は欧州にも及び、人口のおよそ3割を死に至らしめた。

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