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男の気持ち

カミさんの笑顔 宮城県富谷市・小野三郎(無職・75歳)

 我が家は老年の夫婦2人だけの住まいである。少し年上のカミさんは老弱の上に軽い認知症である。おのずから家事全般は夫の私の仕事である。

 その不慣れな主夫業も、もう10年になる。4~5年前のカミさんの愚痴は決まって「早く死にたい」であった。不自由になったことへの自責だったのだろうか。だが、この数年は愚痴すらも口にしなくなった。そればかりか、生活上の反応や喜怒哀楽の感情も微弱になった。

 月に1度、訪ねてくるケアマネジャーはカミさんの安否を確かめ、軽い世間話をするだけ。思いあぐねて地域包括支援センターに相談した。すると、センターは、すぐに他のケアマネジャーを派遣してくれた。新しいマネジャーは少々、お年を召した女性。でも、前任の人と違って温かいのだ。カミさんだけでなく、私のケアまでしてくれる。そして、家の納戸に山のように積み上がった衣類を見て、別の介護士を手配してくれた。

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