中学校入試の算数で出題ミス 合否に影響なしも「苦しい言い訳」 大阪府教委
毎日新聞
2020/3/28 08:30(最終更新 3/28 15:27)
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1月25日に実施された大阪府立富田林中学校の算数の入試問題について、府教委は合格発表から1カ月半以上が経過した3月19日に出題ミスがあったことを公表した。問題文に2通りの解釈ができることが判明したと説明するが、教育関係者からは「府教委の解釈は強引。ミスをごまかすためではないか」と疑問視する声が上がっている。
出題ミスがあったのは、近畿地方2府5県の地図に赤、青、黄、緑の4色全てを使い、隣り合う府県が同じ色にならない塗り分け方が何通りあるかを求める問題。兵庫と滋賀には青、三重には黄色と、3県には既に決められた色が塗られているのが前提だ(図❶)。
正答は「8通り」となるはずだが…
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