メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

藤原帰一の映画愛

グリーン・ライ エコの嘘 うわべだけの環境保護、ウソを暴きに世界へ

 おまえは環境にいいことをやっているのか。そんな質問をされたら、答えに困ります。買い物袋を持ち歩き、産地のわかるお野菜を買うようには努めていますが、だからといって地球温暖化を阻止したという自信はない。生ぬるい環境意識だと指摘されたら返す言葉がありません。

 では、地球と人間が共存するためには何をどこまで変えるべきなのか。さまざまな議論のなかには、過度な消費に依存したこれまでのライフスタイルを変えるべきだというものがあります。古くはスモール・イズ・ビューティフルを唱えたエルンスト・シューマッハー、あるいは現代文明を根底から批判し続けたイヴァン・イリッチが代表でしょう。文明の転換を求める、ラディカルなエコロジーです。

 この視点から見ると、サステナブルな経済を目指すなどといった企業の努力目標は、耳当たりのいい言葉で環境破壊の実態を覆い隠す隠蔽(いんぺい)工作に過ぎません。きれいごとで塗りつぶすという意味のホワイトウォッシングという言葉をもじって、グリーンウォッシングなどという言葉も使われています。

この記事は有料記事です。

残り1158文字(全文1609文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 男子は九州学院、女子は千原台が優勝 高校駅伝・熊本予選

  2. 智弁和歌山アベック優勝 女子は初の栄冠 高校駅伝予選

  3. 逗子崩落・女子高生死亡 事故前日に亀裂発見 マンション管理会社、行政に伝えず

  4. ORICON NEWS 『アイマス』声優・大坪由佳が結婚報告 お相手は29歳の一般男性

  5. ORICON NEWS 金田朋子「娘が笑えば何でもよい」子育て動画が88万再生 ポジティブを"貫く"子育て論

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです