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松尾貴史のちょっと違和感

職員自死の質疑中ニヤニヤ私語 この品性に命預けられるか

松尾貴史さん作

 北海道で会社が新型コロナウイルスの影響で倒産に追い込まれる事態が相次いでいる。北海道のみならず、全国にこの波は広がっていくだろうし、製造業だろうがサービス業だろうが、この大波はあらゆるところに及んでいくことは確かだ。

 操業を停止したり、資金繰りができなくなったりで、そもそも限界ギリギリのところで持ちこたえていた中小企業は、愚かしい消費増税と忌まわしい新型コロナウイルス感染拡大の駄目押しダブルパンチが重なり、これから先もドミノ倒しのように次々と潰れていってしまうだろう。もちろん、そこで働く従業員とその家族も路頭に迷うことになる。すでに光熱費や電話代、家賃など、毎月固定で出ていく支払いすら滞って家計が破綻している人も多く出ている。当たり前のように迅速な対応が求められるはずが、政府の対応はとてもそうは思えないいびつなものだ。西村康稔経済再生担当大臣は、検討している国民への現金給付について「早くても5月末に」などと寝ぼけたことを言っている。

 ならば、今はどう考えても、消費税を停止することが優先だろう。火の車の台所事情を抱える家庭にとっては救いになるし、余裕のある人たちへは不動産や自動車など大きな買い物をする背中を押すことにもなって、経済に良質の刺激を与える可能性が高い。まずは生活支援が必要な層への配慮が急務なのに、「消費税の減税は即効性に乏しい」という理由で、雀(すずめ)の涙ほどの商品券給付に拘泥する意味がわからない。

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