カンボジアに慰霊塔と地蔵堂が完成 地雷処理中に殉職の7人追悼 松山のNPO

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左から修復後の村民合同の慰霊塔、地蔵堂、新築した7人の慰霊塔。周辺の舗装なども今回の寄付金でまかなった=支援の会提供
左から修復後の村民合同の慰霊塔、地蔵堂、新築した7人の慰霊塔。周辺の舗装なども今回の寄付金でまかなった=支援の会提供

 内戦後のカンボジアで地雷処理を続けながら復興を支援する松山市の認定NPO「国際地雷処理・地域復興支援の会」が拠点のバタンバン州・タサエン村に慰霊塔と地蔵堂を完成させた。地雷探知中の事故で13年前に殉職した7人の地元住民を慰霊するため、多くの人が志を寄せた。17日に予定した除幕式・慰霊祭は新型コロナウイルスの影響で延期されたが、同国では珍しい地蔵に住民らが手を合わせている。【松倉展人】

 「供養の気持ちはどの国も一緒。塔を守り抜いて日本人の誠意を示したい」。支援の会理事長兼現地代表の高山良二さん(72)は話す。2007年1月の事故では、地雷探知員として働いていた22歳から45歳の村の男女7人が対戦車地雷の爆発で帰らぬ人に。「地雷を取り除くことが村の未来を作ることになる」と、村で06年から探知員の育成を続けた高山さんにとり、生涯忘れられぬ日だ。

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