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いじめ否定の出水市教委調査は「不十分」 弁護士会、再調査勧告 鹿児島・中2自殺

亡くなった中村真弥香さんが中学1年の時に描いたメッセージ付きの絵を持ち、真相が解明されない無念な思いを語る祖父の幹年さん=鹿児島県出水市で2019年10月16日、樋口岳大撮影

 鹿児島県出水市で2011年9月に市立中2年の中村真弥香(まやか)さん(当時13歳)が九州新幹線に飛び込み自殺した問題で、「いじめが原因」と訴える遺族から人権救済申し立てを受けていた同県弁護士会が、いじめの存在を否定した市教育委員会の調査を「不十分」などとして市教委に再調査を勧告したことが、関係者への取材で判明した。勧告は19日付。

 中村さんは11年9月1日に命を絶った。市教委は、校長らを加えた事故調査委員会で報告書案を作成し、大学教授や臨床心理士らによる専門委で分析、評価してもらった報告書を同11月に公表した。遺族は中村さんが所属する吹奏楽部でのいじめを疑ったが、市教委は報告書で「吹奏楽部で孤立していたとは言えない」などとし「直接のきっかけとなる出来事は確認できなかった」と結論付けた。

 遺族は、市教委の調査が不十分として12年2月、県弁護士会に人権救済を申し立てた。弁護士会は、遺族や関係者から聞き取りを実施し、市教委の報告書などを再検討してきた。

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