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2018年に神戸市の甲南大2年だった男子学生が「学園祭の模擬店の売上金を横領した」などの誤った情報を理由に文化系クラブを強制退部させられ、そのうわさが広まったことで自殺した問題で、学生は生前、学内の「キャンパス・ハラスメント防止対応委員会」に苦情を申し立てていた。同委が「ハラスメントと認定しない」との結論を出した約1カ月後、学生は命を絶った。学生の死を防ぐための仕組みは大学になかったのか。自殺するまでの経緯を振り返り、ハラスメント委がどのような組織かを探りたい。
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