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「あの日」を未来へ

新米先生・防災教育に挑む 冬編 児童による獅子風流 勇壮な舞い、歴史継承 /宮城

東浜小の児童たちが演舞する「獅子風流」を見守る阿部航大教諭(右奥)=宮城県石巻市の牧浜地区で

「学校が保存会」担い手育てる

 季節が冬の入り口に立つと、牡鹿半島の浜という浜はカキが放つ潮の香りで満ちる。その源のカキむき場では、漁師とその家族たちが殻をめくっては器用に身を出し、黙々として熱気を帯びる。

 石巻市立東浜小のある荻浜地区も、カキの一大産地。猫の手も借りたい書き入れ時ならぬカキむき時、牧浜地区の共同処理場前に作業する人たちが手を休め、ぞろぞろと出てきた。これから、児童たちによる「獅子風流(ししふり)」が始まるのだ。地区の五つの浜を巡って小さくて勇壮な獅子を舞い、地域を支える仕事を励ます。

 ピーヒョロロ。笛と太鼓の音色が響く。祝い口上に続き、あやしと呼ばれる先導役が棒を振って獅子を連れ出す。獅子からは男児3人の足がのぞくが、毎週重ねた練習の成果だろう、動きは堂に入っている。時にうなずき、笑顔で見入る長靴姿の観客たち。舞を終え、6年生の管野頼那(らな)さん(12)は「これからも練習し、しっかり伝統を継いでいきたい」と締めくくった。

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