連載

支局長からの手紙

毎日新聞デジタルの「支局長からの手紙」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

支局長からの手紙

お世話になりました /京都

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 ご愛読ありがとうございます。

 舞鶴市紺屋の桂林寺(能登春夫住職)で毎月8日早朝に開かれる座禅会に参加してきました。以前、桂林寺が所有する府指定文化財「絹本著色仏涅槃(ねはん)図」の特別公開を取材した際に、能登住職から「初心者でも大丈夫。舞鶴にいる間に、ぜひ体験をしてみて」と誘われたのがきっかけでした。座禅体験は初めてのこと、慣れない所作法は僧侶に教えていただきました。取材相手に復唱する習性もあって、いつものように聞き返していると「なるべく、しゃべるのは控えてください」と来て早々、注意を受けてしまいました。室内では既に座禅を組んで始めている方々もおり、話し声は確かに迷惑だったと感じました。

 まずは習った通りに手をあわせ、足を組み、姿勢をただして顎(あご)を引く。あとは何だったかなと思い返していると鐘がなり始め、ここからが本番かと気持ちを集中しました。しかし途中で組んでいる足がしびれ始め、ゴソゴソとするわけにもいかず、とにかく我慢するしかないのだと己に言い聞かせてきました。終えてみて、終了の合図にほっとしたというのが正直な感想です。人生修行が全く足りておらず、まだまだ励めよとお釈迦様…

この記事は有料記事です。

残り791文字(全文1289文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集