メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

週末の外出自粛「現時点で評価は難しい」 官房長官会見詳報

記者会見で質問に答える菅義偉官房長官=首相官邸で2020年3月30日午前11時27分、川田雅浩撮影

 新型コロナウイルス感染症について、30日午前の菅義偉官房長官の記者会見で質疑があった。菅氏は、各地での28~29日の外出自粛の効果について「現時点で評価するのは難しい」と述べた上で「一層厳しい措置を回避するためのものだということをぜひ理解してほしい」と述べた。新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言については「ギリギリ持ちこたえている」と述べ、まだ発令する状況ではないとの認識を示した。主なやりとりは以下の通り。【秋山信一】

 --コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなられた。多くの人が衝撃を受けているが、受け止めと、改めて拡大防止に向けた注意喚起などあればお願いします。

 ◆報道は承知しており、大変残念に思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。その上で、今がまさに国内の急速な感染拡大を回避するために極めて重要な時期であるという認識のもとに、28日に策定した基本的対処方針に基づき、感染拡大の防止に全力で取り組んでおります。

 --東京都は29日、新たに68人の感染を発表した。このうち26人の感染経路は不明で、1日の感染者数が最多を更新し続けている。緊急事態宣言の必要性も含めて政府の認識は。

 ◆現在の状況は緊急事態宣言との関係では、ギリギリ持ちこたえている状況にあると認識いたしております。こうした強い危機感のもとに、先週、改正特別措置法に基づいて政府対策本部を設置し、すべての都道府県にも対策本部が設置された。今がまさに国内の急速な感染拡大を回避するために極めて重要な時期であり、政府としては自治体ともこれまで以上に緊密な連携のもと、今般策定した基本的対処方針に基づき感染拡大の防止に全力で取り組んでまいります。

 国民の皆様も、集団による感染のリスクを下げるため、いわゆる三つの条件、第一に換気の悪い密閉空間、第二に人が密集している場所、第三に近距離での密接な会話。この「三つの密」を避ける行動の徹底など、感染防止に向けたご協力をお願い申し上げたいと思います。

 --緊急事態宣言についてこれまで慎重な姿勢だったが「ギリギリの状況だ」ということだった。現状認識を大きく変えた要因というのは何なのでしょうか。

 ◆現状認識はまったく変えていません。従来と一緒です。

 --実際に東京都など街をロックダウンする可能性があるのか。あるとすれば、どのような状況を想定しているのか。

 ◆緊急事態宣言については国民生活に重大な影響を与えることに鑑みて、多方面から専門的…

この記事は有料記事です。

残り1550文字(全文2604文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. サッシャさんも感染 山本裕典さんらの舞台で共演  出演者ら14人感染確認

  2. 「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」 ツイートが大反響を呼んだ三つの視点

  3. 山本太郎の現在地 (下)「世の中、見えてんのか?」 消費税5%、強気崩さないワケ

  4. 池袋母子死亡事故 現場近くに慰霊碑、除幕式 松永さん「事故のない社会に」

  5. 連日200人超は第2波か 保健所「手いっぱいだ」 病院「もう少し先か」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです