自転車「幼児座席」年長組もOK 「6歳未満」→「小学校入学まで」 大分県、道交法規則改正

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4月1日から道路交通法に基づく県の規則が変わり、園児は6歳になっても幼児座席に乗せることが可能に=大分市で、河慧琳撮影
4月1日から道路交通法に基づく県の規則が変わり、園児は6歳になっても幼児座席に乗せることが可能に=大分市で、河慧琳撮影

 自転車に乗せられる子供の年齢について、これまで「6歳未満」としてきた規定を、大分県は4月1日から「小学校に入学するまで」と改める。幼稚園や保育園の年長クラスの子供たちの間では、6歳の誕生日を迎えるタイミングで、親が子供を自転車の座席に乗せられない事態になっており、保護者に混乱が生じていたからだ。年齢で制限するのではなく、実情に合わせた規則改正で、県警によると、全国で初めての試みという。【河慧琳】

 共働きが多い時代に、保護者が子供を自転車に乗せて幼稚園や保育園に通園するのは、おなじみの風景だ。だが、これまでの道路交通法の規則(施行細則)に基づく県の規則では、乗せられる子供の年齢を「6歳未満」としていた。違反した場合には、2万円以下の罰金を科すとする罰則規定も設けていた。

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