不登校のあなたへ…厚い雲の向こうは、きっといつも青空だよ 当事者が語る本音 冊子に

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インタビュー集を手にする金子あかねさん(右)と夫の純一さん=川崎市高津区で2020年2月18日、宮本明登撮影
インタビュー集を手にする金子あかねさん(右)と夫の純一さん=川崎市高津区で2020年2月18日、宮本明登撮影

 何かが変わるヒントを得てほしい――。不登校の息子を育てる両親が、不登校経験者やその保護者らに話を聞き、インタビュー集にまとめている。昨年3月から半年ごとに発行し、3月に第3号を出した。学校に行けなかった頃はどんな気持ちだったのか。親として我が子とどう向き合ったのか。当事者たちの思いが語られている。

 発行しているのは川崎市の市民団体「びーんずネット」代表の金子あかねさん(50)、純一さん(48)夫妻。長男(15)は学習障害のため板書をノートに写すことが苦手で、同級生との人間関係の悩みなども重なり、小学3年の秋から不登校になった。

 登校を促す純一さんに対し、あかねさんは見守る立場を取った。「子どもを信じること」という子育てについて書かれた本を夫に渡すなどして考え方を変えていったが、自身も追い詰められていた。自分の母親から「あなたの代わりに私が学校に連れて行ってあげたい」と言われ、「何もしていないダメな親」と責められた気がした。「懸命に向き合っていたけど身近な人にすら理解されなくて……。責められるんじゃないかと『ハリネズミ』…

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