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増える「園庭なし」保育所 園児、外遊びは公園 引率「気が抜けない」

東京都目黒区が運行するヒーローバスに乗り、大型公園に到着した園児ら=東京都品川区で2020年2月19日、大沢瑞季撮影

 待機児童対策のため各地で保育所の新設が進む中、国の面積基準を満たす専用園庭のない認可保育所が都市部で3分の1を占めることが、毎日新聞のアンケートで判明した。各保育所は近隣の公園などで外遊びの機会を作るが、安全管理の負担は大きく、遊べる時間が限られる側面もある。【大沢瑞季、熊谷豪】

 「新設園の用地は駐車場やアパートの跡地が多く、園庭がつくれるほどの広さがない。公園を使わないと都内で保育所を新設するのは難しい」。園庭のない保育所が増えている背景について、東京都の担当者はこう話す。

 園庭をつくる際の最大の課題は用地確保だ。一般的な定員60人規模の保育所の場合、園舎用の敷地面積は300平方メートルほど。園庭を設けるには、その1・5~2倍程度の用地が必要となる。全国に認可保育所を展開する企業の担当者は「首都圏では土地が限られ、園庭付きの保育園を作ろうと思うと初期投資が膨大になる」と打ち明け、「保護者のニーズを考えても、園庭があって駅から遠い園より、駅に近いテナントビルを改修して認可保育所にする方がよい」と続けた。

 しかし、園庭代わりの公園へ園児を連れて行く際、現場の保育士は安全確保の難しさを感じている。都内で勤務する20代の保育士によると、子どもたちは…

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