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吉川弘文館「人物叢書」300冊 評価交えず史実に忠実 編集の藤田覚・東京大名誉教授

300冊を迎えた吉川弘文館の「人物叢書」について語る藤田覚・東京大名誉教授=東京都文京区で

 吉川弘文館の「人物叢書(そうしょ)」が今年、創刊62年にして300冊に達した。どんな役割を果たしてきたのか。叢書の編集をしている日本歴史学会会長の藤田覚・東京大名誉教授(日本近世史)に聞いた。

 ■  ■

 同叢書は特定の人物の生涯を描く。「評伝」とも思うが、藤田会長は線を引く。自身が他社で人物伝を書いた経験を踏まえて「叢書は、人物の評価を打ち出す評伝とは違います。史実に基づいた正確な伝記を書くものです」。著者の思い入れが書かれることがあるが、あくまでもその人物の生涯を正確に描くことが優先される。「年表のようでもあります」。対象人物への共感、顕彰したい気持ちは執筆のエネルギーになる。しかしそれだけに流されずに書く。藤田会長が「基礎研究を提供してきました。この叢書を基本に、評伝を書くことができるはず」と言うゆえんだ。自身は高校生のころ読んだ『伊達政宗』(小林清治著)が叢書との出会いだ。

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