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柳生地区=奈良市 刀抜かずとも、武士

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旧柳生藩家老屋敷。谷あいの柳生の町並みを一望できる山腹にある=奈良市で、大森顕浩撮影
旧柳生藩家老屋敷。谷あいの柳生の町並みを一望できる山腹にある=奈良市で、大森顕浩撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 ちょい旅>

 剣術「柳生新陰流」で知られ、徳川将軍家の兵法指南役を務めた柳生家。流祖の宗厳(むねよし)(石舟斎)、家康、秀忠、家光に仕えた宗矩(むねのり)、その息子の三厳(みつよし)(十兵衛)の三代は時代小説などで人気の剣客だ。一族が藩主として治めた柳生地区(奈良市)を訪ねた。【大森顕浩】

 谷あいに白壁の武家屋敷「旧柳生藩家老屋敷」(1848年建築)が建つ。藩主の留守を預かる家老・小山田主鈴(しゅれい)の旧邸だ。見晴らしの良い庭は藩主訪問時のみ供される空間だが、柳生観光協会の三浦孝造会長(73)は「藩主は江戸滞在が多く、ほとんど使われなかった」と話す。屋敷は作家の山岡荘八が一時所有し、宗矩の活躍を描いた小説の構想を練ったともされる。

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