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新型コロナ 台湾、入境者厳しく隔離 位置把握、抜き打ち電話も/外出には罰金、最高360万円

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マスクや保存食が入った紙袋を手にする光武里長の韓修和さん。新たに隔離対象者となった人にこれらを配るのも仕事の一つだ=台北市大安区で3月30日
マスクや保存食が入った紙袋を手にする光武里長の韓修和さん。新たに隔離対象者となった人にこれらを配るのも仕事の一つだ=台北市大安区で3月30日

 台湾では新型コロナウイルス対策として、海外から戻ったすべての人に14日間の自宅隔離を義務づけ、外出を禁止している。3月31日時点で対象者は約4万8000人。最前線の防疫を担うのが、台湾に約7700人いる末端の行政区の世話役「里長」だ。定期的に電話をかけるなどして見張るだけでなく、1人暮らしの人には食事を届けるなど物心両面でのケアもしている。

 台湾で最小の行政区「里」のトップ「里長」は4年に1度の選挙で選ばれる公職。小さな事務所を構え、職員が1人いる。1人暮らしの高齢者の訪問や住民の生活相談など日常業務は多い。

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