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専門家「もっとわかりやすく」「まず信頼獲得を」 政府のコロナ情報発信に注文

新型コロナウイルスの感染拡大への対応などについて記者会見する安倍晋三首相=首相官邸で2020年3月28日午後6時16分、川田雅浩撮影

 新型コロナウイルスに関する政府などの記者会見に関し、インターネット上などで「説明された内容は本当なのか」といった疑問の声が少なからず見られる。行政側による情報発信は、感染拡大を抑えるために必要な人々の意識や行動を変える効果が出ていないのではないか。公衆衛生に関する情報やリスクの伝達の専門家らに、問題点と改善案を聞いた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 安倍晋三首相が3月28日に首相官邸で行った新型コロナウイルス対策の記者会見。ツイッター上では「何を言いたいのか意味不明だ」といった指摘が散見された。演出家の鴻上尚史さんも「あらかじめ伝えてある質問を棒読みで読み上げ、答えるフリをして回答を読み上げる」などと批判し、不信感をにじませた。

 同日の会見では、感染を調べるPCR検査の件数や感染者数が内外で「少なすぎる」と指摘されていることについて質問が出た。首相は「果たして日本は、それ(検査件数や感染者数)を隠しているのかという議論がありますよね。それは私は違うと思います」と否定。だが、今も疑念を示す人は少なくない。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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