大麻摘発、過去最多の4321人 20代以下が6割 警察庁「SNS使い隠語で取引」

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大麻事件の摘発人数
大麻事件の摘発人数

 警察庁は2日、2019年に全国の警察が大麻事件で摘発したのは4321人で、前年に比べて743人(21%)増えたと発表した。3年連続で過去最多を更新した。20代以下の増加が目立ち、全体の約6割を占めた。同庁は「興味本位で手を出す若者が多い。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使った隠語による取引が広がっている」として取り締まりを徹底する方針を示した。

 薬物事件全体の摘発人数は、1万3364人(前年比3・6%減)。このうち大麻は全体の32・3%で、覚醒剤の64・2%に次いで多い。覚醒剤で摘発された人の66・3%は再犯者だが、大麻は77・6%が初犯という特徴がある。

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