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仁王門、鐘楼(ともに重文)、金堂(国宝)……。貴重な文化財オンパレードの大津市の三井寺。境内の散策を楽しみつつ、観音堂の横手から階段を上がる。息が切れたところで高台にたどり着いた。眼下に琵琶湖と大津のまち。しばし見入り、振り返る。目指すものがあった。
碑には「大津そろばん」と大きく横書きされ、手前にはそろばんの大きな玉が一つ。全国珠算教育連盟が1975年に建立した。
「大津はそろばんのふるさと」であり、「わが国の珠算発達の大きな力になった」と刻む。そろばん生産といえば兵庫・小野が知られるが、ルーツは大津にあったのか。
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