連載

記者と子育て・ときどき花

子どもの成長に伴い、最近は大好きな農作業を手伝う余裕も出てきた記者が、知多半島の農園から、農に触れる子育てと花栽培の今を報告します。

連載一覧

記者と子育て・ときどき花

/1 夫の農園、週末お手伝い 「優しさ」武器にコロナと戦う /愛知

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
間もなく最盛期を迎えるカーネーションを収穫する夫と娘=愛知県武豊町で
間もなく最盛期を迎えるカーネーションを収穫する夫と娘=愛知県武豊町で

 「ママー、おしっこ出ちゃう~」

 調子よくハサミでチョキチョキと花を切っていると、大体いつもこんな悲鳴で中断させられる。本格的なトイレトレーニングを始めて、まだ数カ月。3歳になったばかりの娘も成長しようと必死なのだ。週末の私は毎回、こんな感じで戦力にはほど遠いが、とにかく楽しくやっている。

 私は毎日新聞中部報道センター(名古屋市)に所属する入社15年目の記者(40)だ。4年前、愛知県半田市のカーネーション生産者(37)と結婚し、子育てしながら仕事を続けている。ただ、出産前と変わったことが一つ。「ノー残業勤務」を選んだため朝晩と土日の業務が免除され、週末は夫の仕事場である農園で過ごすのが定番になったことだ。

 その農園は、隣町・武豊町の外れにある。一帯はかつて、8軒の生産者が温室を連ね「カーネーション団地」を形成していたが、現在は半減。耳を澄まさなくとも鳥のさえずりが聞こえてくる、のどかな空気が心地いい。

この記事は有料記事です。

残り813文字(全文1219文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集