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論点

香川県のゲーム条例

 18歳未満のインターネットやゲームへの依存を防ぐことを目的とした全国初の「ネット・ゲーム依存症対策条例」が3月、香川県議会で可決、成立し、4月1日施行された。折から「新型コロナ休校」で子どもが動画視聴やゲームに費やす時間が増えたと気をもむ家庭も多いのではないか。議論百出のこの条例、効果やいかに?

 私は新人議員の時からゲーム依存に関心を持ってきた。今もよく覚えているのが16、17年前の出来事。当時小学2年だった娘が友達を6人ぐらい自宅に連れてきた。騒がしくなるだろうと覚悟していたのに、やけに静か。お菓子を部屋に運んだ妻から様子を聞くと、それぞれがポータブルゲーム機を持ち、会話もなくゲームに没頭しているという。違和感を覚え、問題意識を持ったのが始まりだ。その後、ゲームやネットには依存性があると分かり、何らかの手を打つべきだと考えるようになった。

 アルコールやギャンブル、薬物といった他の依存症は法律で規制されている。ゲーム依存にも歯止めとなる公的な仕組みが必要ではないか。県議会では趣旨に賛同する同僚議員たちと昨年3月に超党派の議員連盟を発足させ、私が会長に就いた。9月には条例検討委員会を設置し、具体的な制定準備を進めていった。

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