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世界に広がる雇用不安 出口見えぬコロナショック さらに悪化の恐れも

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新型コロナウイルス感染予防措置として米東部メリーランド州全域の飲食店の食事スペースは3月16日から閉鎖されている=4月2日、中井正裕撮影
新型コロナウイルス感染予防措置として米東部メリーランド州全域の飲食店の食事スペースは3月16日から閉鎖されている=4月2日、中井正裕撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、雇用不安が世界で広がっている。欧米では雇用関連の統計が急激に悪化し、日本でも派遣社員らが契約を切られる動きが出ている。新型コロナの収束に時間がかかれば、情勢はさらに悪化する恐れがある。

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 米首都ワシントン近郊のメリーランド州でダイニングパブを経営するマット・アールさん(48)は3月16日、ホーガン州知事が州全域の飲食店や娯楽施設の営業禁止を命じたとの報道をみて「ついに来たか」と息をのんだ。

 アールさんは約200席の飲食スペースを閉めざるを得ず、系列店を含め計75人の従業員を一斉に一時解雇(レイオフ)した。1人残った従業員と持ち帰りや宅配サービスを続けるが、3月30日には外出禁止令が出て周辺の人通りも途絶えた。アールさんは「営業禁止解除は早くても4月末。ウイルス次第なので誰も分からない」と肩を落とす。

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