大分空港(大分県国東市)を人工衛星の打ち上げステーションに――。航空機からの小型人工衛星打ち上げシステム開発に取り組む米企業が、その拠点に大分空港を選定し3日、県とパートナーシップを締結した。早ければ2022年にも打ち上げを開始する。【津島史人】
小型人工衛星打ち上げを計画しているのは、米企業「ヴァージン・オービット社」。同社は世界中で打ち上げ拠点を探しており、大分空港は4カ所目。アジアでは初めてという。
同社は3000メートル級の滑走路があり、県内産の人工衛星打ち上げ実績もある大分に着目。宇宙飛行士の山崎直子さんが代表理事を務める一般社団法人「スペースポートジャパン」が調整し、誘致に至った。宇宙産業で先端技術と観光などの活性化につなげたい県の思惑とも一致したという。
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