客足遠のく山梨の飲食店　「1、2カ月は耐えられても…」

　新型コロナウイルスの感染拡大の影響で山梨県内の飲食店でも客足が遠のいている。例年なら歓迎会などでにぎわう時期だが、歓楽街を歩く人はまばら。飲食店の関係者からは一日も早い収束を願う声が上がっている。【金子昇太】

　「2月から少しずつ客が減り始め、3月は7、8割減った」。そう話すのは飲食店が軒を連ねる甲府市の中心街で中華料理屋を経営する男性（68）だ。3月31日と1日の利用客は0人だったという。男性は「とにかく早く収まってほしい」と願う。居酒屋で働く30代男性店員によると、中心街で歩く人をほとんど見かけなくなったといい、男性店員は「1、2カ月は耐えられても、この状況…