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福岡に発明コンテストを開いている中小企業がある。「ソレノイド」という駆動部品を作る「タカハ機工」だ。ソレノイドは自動販売機などで幅広く使われているが、モーターなど他の部品に比べて知名度がいまひとつ。認知度を高めようと始めたコンテスト「ソレコン」には回を重ねるたびにユニークな発明品が集まっており、工作好きの間で静かな人気を呼んでいる。
体温計をこすって学校を休みたい小学生の仮病を手助けする装置、吹きかけた息を感知してアルコール濃度が高いと口臭サプリを放出する小型ロボット――。タカハ機工のホームページには、これまで同社の発明コンテストに応募された約270作品の動画が並ぶ。
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