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各国で計画進むBCGの臨床試験 感染予防へ高まる期待 「命の危険」懸念も

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子どもの腕に残るBCG接種の痕=2020年4月3日撮影
子どもの腕に残るBCG接種の痕=2020年4月3日撮影

 結核予防のためのBCGワクチンに、新型コロナウイルスの感染予防効果があるのではないか――。感染者が100万人を突破し、勢いが止まらない新型コロナについて、感染防止を期待させる情報が世界中を駆け巡り、人々の注目を集めている。BCGのワクチン接種に取り組んでいる国々で感染者や死者が少ないためで、BCGの有効性を確かめる臨床試験が各国で計画されている。

 BCGは、もともとは牛に感染する結核菌の毒性を弱めて作られ、接種すると9本の針が並んだ注射器の痕が長年残ることから「はんこ注射」として知られる。日本では敗戦直後から国民への接種が進められ、現在は予防接種法の施行令に基づき1歳になるまでに接種することとされている。

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