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斎藤幸平の分岐点ニッポン

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資本主義の先へ ウーバーイーツで配達してみた 自由と、自己責任と

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「ウーバーイーツ」の配達員を体験する斎藤幸平さん=大阪市内で2020年3月6日、久保玲撮影
「ウーバーイーツ」の配達員を体験する斎藤幸平さん=大阪市内で2020年3月6日、久保玲撮影

誰でも空き時間に/孤独、低賃金 なにか虚無感

 資本主義社会が大きな曲がり角を迎えている。経済格差は拡大し、大量生産・大量消費を支える化石燃料の乱費は気候変動の危機を高める一方だ。そんな大分岐の時代に、描くべき「この先の社会」のヒントを求め、気鋭の経済思想家、斎藤幸平さん(33)が現場を歩く新企画。初回は自由な働き方を提案する料理配達サービス「ウーバーイーツ」を1日体験した。

 「あっ、ウーバーイーツだ!」「カッコいい、僕もやってみたい」。家を出てすぐ、小中学生が私の背負った大きなバッグを見て、しゃべっているのが聞こえた。子どもたちのあいだではユーチューバー的な憧れの職業になっているのか? なんにせよ、気分は上々だ。

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