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創作の原点

イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト 南伸坊さん 多士済々『話の特集』の引力

イラストレーターの南伸坊さん=東京都文京区で、内藤絵美撮影

 ユーモラスなタッチのイラストレーションやひょうひょうとした筆運びのエッセー、書店で自然と手が伸びる装丁デザイン、自身の顔をカンバスに著名人の似顔絵を描く「本人術」、あるいはハリガミ考現学――南伸坊さんの活動の半径は広い。72歳の現在も年に数冊の著書を出版、毎日新聞書評面「今週の本棚」内の名物コラム「この3冊」にも3月末までイラストを寄せてもらった。「楽しい」と「面白い」にあふれる南さんの創作。その源をたどっていくと、戦後日本のイラストレーションの大きな流れにたどり着く。

 子どものころ、物を作る大人のそばにいるのが好きだった。「大工さんがカンナをかけていたり、左官屋さんが壁土を作ったりするのを見ていました」と懐かしむ。「トクロウくんのお爺(じい)ちゃんが、マッチのラベルを『せっ!!』と言って一枚ずつ刷っていくのを、やっぱりずっと見ていた」。近著『私のイラストレーション史』(亜紀書房)でも、友人の祖父の横に正座し、マッチラベルが刷り上がる様子を凝視した小学生時代が振…

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