中国の人権派弁護士、出所後も続く隔離

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 中国各地で2015年7月に人権派弁護士らが一斉拘束された事件で、国家政権転覆罪で実刑判決を受けた弁護士の王全璋(おうぜんしょう)さん(44)が5日、4年半の刑期を終えて山東省臨沂市の刑務所から出所した。北京在住の妻、李文足(りぶんそく)さん(35)が明らかにした。ただ、王さんは新型コロナウイルス対策のために「出所者は一定期間の隔離が必要」とされて山東省にとどまり、妻子との再会は果たせなかった。

 李さんのツイッターによると、王さんから5日に電話で、同日午前5時に出所し、戸籍のある山東省済南市に自分が所有する部屋にいると連絡があった。出所に先立っては、警察関係者が3日、王さんの姉夫婦に「出迎えは許されず、山東省の通知で出所者は戸籍地で14日間隔離される」と通告。王さんは4日、刑務所内から李さんに電話して「一緒に暮らしたいが、感染対策のために必要なプロセスがある」と説明していた。

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