連載

100年カンパニーの知恵

膨大な同業者が退場していった中で、彼らが日々を重ねられた理由は何か。幸運や巡り合わせというだけでは見過ごしてしまう細部があるに違いない。その知恵を広く共有すべく、じっくり語っていただいた。

連載一覧

100年カンパニーの知恵

西村書店/下 書物の価値を信じ挑戦

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
新潟市中央区にある西村書店=提供
新潟市中央区にある西村書店=提供

 <since 1916>

 西村書店は創業100年を迎えた2016年春、江戸時代の蘭方医、杉田玄白らがオランダ語の医学書を翻訳した「解体新書」を復刻・刊行した。西村書店にふさわしい記念出版物だった。

 いま、西村書店の目録にある出版物は約800点を数える。このうち最も多くを占めるのが医学書で、美術書、絵本などがこれに続く。2019年度は21点を刊行した。

 西村書店の売り上げは、出版と書店でほぼ半々の割合。社長の西村正徳さん(74)は今の水準を手堅く守る経営を心がけている。

この記事は有料記事です。

残り536文字(全文773文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集